変化のある生活

・ちょっとした機会があったので去年飲んだお酒を今年も飲んでみた。

 銘柄はもちろん使ってる酵母酒米も同じお酒だ。作った年だけが違う。

 ここまで読んだ人はきっと「同じ味や香りがするんだろうな」と思うだろう。

 もちろんそれが正しい判断で、ぼくも実際に飲むまではそう思ってた。

 日本酒に精通している人から「作る年によって味も香りも似てるけど違うんだよ」

 とは聞いていたけれど、心の中では「そんなわけ」と思ってたぐらいだしね。

 

 でも実際に飲んでみると、確かに似てるけど別物を飲んでる気がした。

 このことを伝えてみると「お酒はもちろん毎年違うけれど、ぼくらも毎日違うし、

 特に若い君はこの一年でたくさん吸収したから違うことに敏感なのだろう」

 と言われた。

 この話を聞いて「なるほど」と思いつつ、もう一つ思うこともあった。

 

 それはぼくらも毎日違うというところだ。

 ぼくらが毎日違うという事は、もちろんぼくらを取り囲む環境も毎日変化している。

 そう考えるとこの世の中に全く同じものなんて存在しないことになる。

 ぼくらが同じだと思っているものは目に見えないレベルで日々どこか変化していて、

 そしてそれは同じものではなくなっている。

 そのことに気づく人もいれば気づかない人もいる。

 もちろん人によるけど、例えば料理人は食材の鮮度が違うことに気が付きやすいし、

 医者は患者の些細な変化に気が付きやすい。

 こうなりたいかは別として日々の些細な変化に気づく人は居るという事だ。

 

 じゃあぼくらが気づいていないかというとそうでもない。

 でもきっとぼくらは変化に気づいていても気づいている自分に気づいていないのだ。

 気づいていないのか気づいていないふりをしているのかはわからないけれどね。

 少なくとも気づかないことでぼくらは違う事を認識せずに済む。

 認識してしまうと変化が起きた!と思って、

 自分の中で色んな変更を行わないといけないからね。

 変化のない生活は楽だけど、つまらない。変化のある生活は辛いけど、楽しい。

 みんなはどっちの生活をしたい?

 

今日も読んでくださりありがとうございます。

ぼくは楽で楽しい生活をしたいと思っちゃうあたり、ぐうたらだよね